規格
重量法とか比色法とはどのような意味ですか?
NBS、AFI規格の効率はJIS B 9908と同じですか?
NBS、AFI規格は米国の規格となります。1968年にNBS(比色法)とAFI(質量法)を統合してASHRAE規格が制定されNBS、AFI規格は廃止されています。海外ではASHRAE以外にEN規格などもありますが、中高性能フィルタでは試験粉塵の違いもありJISと捕集効率性能が同一ではありません(例 旧NBS65%≒JIS90%)。JISでの効率表示をお薦めします。
フィルタの分類
| JIS | ASHRAE Std.52 | EN | IES-RP-CC-001-86 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 比色法 | MERV | 比色法効率 | 質量法効率 | クラス | 捕集効率 | 質量法効率 | タイプ | 捕集効率 |
| U17 | 99.999995% | - | - | |||||
| U16 | 99.99995% | - | - | |||||
| 20 | - | - | U15 | 99.9995% | - | TypeF | 99.999%(0.1-0.2μm) | |
| 19 | - | - | H14 | 99.995% | - | TypeD | 99.999%(0.3μm) | |
| 18 | - | - | H13 | 99.95% | - | TypeC | 99.999%(0.3μm) | |
| 17 | - | - | H12 | 99.5% | - | TypeA | 99.97%(0.3μm) | |
| H11 | 95% | - | - | |||||
| 16 | - | - | H10 | 85%(MPPS) | - | - | ||
| 15 | >95% | - | F9 | Em>95% | - | |||
| >98% | 14 | 90-95% | >98% | F8 | 90>Em>95% | - | ||
| >95% | 13 | 80-90% | >98% | F7 | 80>Em>90% | - | ||
| 12 | 70-75% | >95% | F6 | 60>Em>80% | - | |||
| >90% | 11 | 60-65% | >95% | |||||
| 10 | 50-55% | >95% | F5 | 40>Em>60% | - | |||
| >65% | 9 | 40-45% | >90% | |||||
| 8 | 30-35% | >90% | G4 | - | <90% | |||
| 7 | 25-30% | >90% | ||||||
| 6 | <20% | 85-90% | G3 | - | 80-90% | |||
| 5 | <20% | 80-85% | ||||||
| 4 | <20% | 75-80% | G2 | - | 65-80% | |||
| 3 | <20% | 70-75% | ||||||
| 2 | <20% | 65-70% | G1 | - | <65% | |||
| 1 | <20% | <65% | ||||||
※H10~U17はMPPS効率 ※Em:0.4μm粒子平均計数法効率
※MERV (Monimum Effciency Reporting Value)
国土交通省仕様とは何ですか?またそれに適合していますか?
公共建築工事に使用する機材や工事などの標準仕様を取りまとめた、国土交通省大臣官房官庁営繕部監修公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)の事で、その8節に空気清浄装置としてフィルタが記載されています。JIS B 9908の規格と同一で、弊社のフィルタは社団法人公共建築協会の評価書を取得しています。
ビル管法とはなんですか?
「建築物における衛生的環境の確保に関する法律」が通称ビル管と呼ばれ、ビル管理における基本的な法律に位置付けられています。床面積3,000㎡以上の建物(学校は8,000㎡以上)の建物で、不特定多数の方が利用される事務所ビルや複合施設などの特定建築物が対象となり、空気環境については粉塵:0.15mg/㎥、一酸化炭素、二酸化炭素、温湿度、気流など基準値が定められています。これら特定建築物ではエミレント中高性能フィルタなどろ材交換型が多く使用されています。
クラス100とか1,000とはどんな意味ですか?
"クリーンルームの清浄度クラスの事で、空気中に含まれる粒子数を示しています。現在、国際統一規格ISO 14644-1(単位がメートル)が主に採用されていますが、それ以前に広く使用されていた米国連邦規格の1立方フィート(約30立方cm)の空気中に含まれる0.5μm以上の大きさの粒子の数が100個以下、1,000個以下の清浄度のクリーンルームを呼称していました。
リンク:清浄度クラス分類表


エアフィルタの捕集効率試験方法を定めたJIS B 9908:2011(2019年に廃止)では、形式1:計数法/HEPAフィルタ、形式2:比色法/中高性能フィルタ、形式3:質量法(=重量法)/粗塵フィルタ、形式4:電気集塵機に分類されています。重量法は捕集した試験粉塵の重量比で効率を求め、比色法はサンプリングした空気をろ紙に通過させその汚れの変化を色の濃淡で比較する測定方法でしたが、2011年に0.4μm、0.7μmに対する平均捕集効率に改訂されました。計数法は0.3μmに対する捕集率のHEPA及び準HEPAフィルタの試験方法になります。
JIS B 9908:2011 エアフィルタ試験方法の種類
(0.3μm)
*PAO ポリアルファオレフィン
(JIS Z 8901 試験用粒子)
準HEPAフィルタ
(JIS Z 8901 試験用粉体)
(参考 効率比較)
(JIS Z 8901 試験用粉体)
(0.5-1.0μm)
※JIS B 9908:2011 は2019年に廃止され、比色法は現行規格では採用されていません。旧規格における重量法は、現行の JIS B 9908-3:2019 において「質量法捕集率」として規定されています。